閣僚らは今週開催された2025年OECD閣僚理事会(MCM)を終了しました。今回の会合では議長国をコスタリカ、副議長国をオーストラリア、カナダ、リトアニアが務め、「ルールに基づく貿易、投資、技術革新による強靭かつ包摂的で持続可能な繁栄への先導」をテーマに、各国閣僚および高官代表者の間で協議が行われました。
OECD閣僚理事会は、OECD加盟国とパートナー諸国の財務、経済、外交、貿易担当相、その他の高官代表者、国際機関の代表者が出席する、OECDの最高位のフォーラムです。
本年のMCMは、マティアス・コーマンOECD事務総長、コスタリカのマヌエル・トバール貿易大臣、ウクライナのデニス・シュミハリ首相、オーストラリアのドン・ファレル貿易・観光担当大臣、カナダのマニンダー・シドゥ国際貿易大臣、リトアニアのケストゥーティス・ブドリース外務大臣によって開幕しました。
2日間にわたって行われた会合において、閣僚らはOECDラテンアメリカおよびカリブ海地域のための戦略的フレームワーク、およびパラグアイ国別プログラム開始の承認を歓迎しました。
閣僚理事会は、以下のOECD勧告を採択しました。
- 企業結合審査に関する理事会勧告の改訂
- デジタル技術・環境に関する理事会勧告の改訂
また、「違法・無報告・無規制(IUU)漁業に対する政府支援の廃止に関する理事会勧告」、「違法貿易への対抗措置:自由貿易地域における透明性の強化に関する理事会勧告の実施に関する報告書」の採択を歓迎しました。
上記に加え、以下も提示されました。
- グローバル関係に関する事務総長報告書
- OECD基準設定に関する年次報告
- OECD開発戦略に関する進捗報告
- 炭素削減アプローチに関する包摂的フォーラムの報告書
- OECD人工知能(AI)能力指標
- 経済圏でのAIの便益実現を支援する、AIポリシーツールキットのスコーピングノート
閣僚理事会に先がけて、議論の参考として、最新のOECD経済見通しやOECDサプライチェーン強靭化レビューなども発行されています。
理事会の結果および主な課題に関する補足文書は、閣僚理事会のウェブサイトhttp://www.oecd.org/mcm/でご覧いただけます。OECD勧告の詳細については、Compendium of OECD Legal Instruments(OECD法的文書の概要)もご参照ください。
お問い合わせはOECD Media Office (+33 1 45 24 97 00)のElisabeth Schoeffmann までお願いします。
OECDは、100以上の国々との協働を通じて、個人の自由を守りながら世界中の人々の経済的・社会的ウェルビーイングを向上させるための政策を推進する、グローバルな政策フォーラムです。