グローバル経済

戦争が復興を遅らせる

08/06/2022 PNG

ウクライナ戦争の前には、世界経済は、コロナ禍から均等ではありませんが力強く復興する兆しを見せていました。ウクライナ紛争と、中国のゼロコロナ政策によるロックダウンで助長された供給網の途絶は、復興に深刻な打撃を与えています。

世界のGDP成長率は、今年は急激に鈍化して3%程度になり、2023年も同程度で推移すると予測されています。これは、昨年12月に予測された復興のペースを大幅に下回っています。

ほぼすべての国々で、成長が予想より明らかに弱くなると見られています。打撃が最も深刻なのは、エネルギーの輸入と難民の流入という戦争の影響にさらされている欧州諸国です。

世界中の国々が物価高騰の影響を受けており、それがさらなるインフレ圧力と実質所得と支出の減少につながり、回復をさらに遅らせています。

この成長の鈍化は戦争の代償で、所得の減少や雇用機会の減少という対価を支払うことになります。

参考資料: OECD Economic Outlook, June 2022.

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