ロックダウン、学校閉鎖、テレワークなどにより、多くの人々の家で過ごす時間が増えました。
その結果、住宅の好みが変化しました。多くの人々が、たとえ郊外で暮らすことになるとしても、特にテレワークに必要なより広いスペースを求めるようになっています。
最近のOECDの研究によると、大都市圏から半径10kmの外に建てられる家が増加している一方、都市中心部での住宅購入が鈍化しています。
また、データによると、郊外では価格が大幅に上昇しているのに対して、都市中心部では価格の伸びが抑えられているか、マイナスに転じているところさえあります。
都市部に妥当な住宅を持つことは、低所得世帯にとっては夢のまた夢で、今や都市周縁部であっても住宅価格が上昇しています。そのため低所得世帯は都市、そして職場からさらに遠くに住まいを持つことになるかもしれません。