2012/2/22
OECD東京センターが協力した、学校法人 東洋美術学校(東京都新宿)の第63回卒業制作展が、2月22日から3月4日にかけて国立新美術館にて開催されます。
卒業制作展では、OECDが昨年発表した「より良い暮らし指標(Better Life Index, BLI)」の11の指標* に着想を得た作品が展示され、社会に向けた提言が行われています。
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* 11の指標:
住居、収入、雇用、共同体(コミュニティ)、教育、環境、ガバナンス、健康、生活の満足度、安全、ワークライフバランス |
グリア事務総長は、本卒業制作展に寄せた挨拶文の中で、「OECDの使命は、収入、仕事、共同体との絆、健康、自然に恵まれた安全な環境、ワークライフバランスなど、一般市民がそれぞれの属する共同体の中で、生活を向上させる為に最も関心のある分野についての政策を各国が立案していく手助けをすることです。また、今日の恵まれた幸せな生活が、将来世代の幸せを犠牲にして成り立ってはならないということを、確保することにもあります。」と述べ、BLIによって、一般市民が、何がより良い暮らしや社会の進歩を構成しているのかについて議論に参加し、様々な生活要素の中で自分が重要性を比較して、優先させる要素を表明することが出来ると説明しています。
事務総長はじめ私達は才能ある日本の美術学校生の皆様が、このような素晴らしい独創的な作品を制作されることで、OECDの仕事に「命」を吹き込み、我々が真に価値を感じるもののを目に見える形で示して下さったことに感激しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
第63回 東洋美術学校 卒業制作展
2012年2月22日(水)-2012年3月4日(日)
国立新美術館 3A展示室
入場無料 10:00-18:00
* 休館日や地図等の詳細につきましては東洋美術学校卒業制作展特設サイトをご確認下さい。
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