2005年OECD閣僚理事会

今年のOECD閣僚理事会はパリのOECD本部にてスウェーデンのぺーション首相を議長として5月3日から4日にかけて開かれます。テーマは「グローバル化による利益」です。
私たちがお互いに依存している世界に住んでいることは事実であり、これを拒否することはできません。国際社会でグローバル化という現実に直面する私たちは、すべての国で利益を分け合えるよう、それに伴う過程やコストを調整しつつ立ち向かっていかなければならないのです。

OECD加盟国と非加盟国の大臣が議論する内容は主に次の点です。

・グローバル化が与える経済への影響
このセッションは主に、輸出市場とOECD加盟国の市場シェア、エネルギー価格、そして商品相場、収支不均衡とそれを埋めるための融資などに焦点が当てられます。

・エネルギー投資
OECD、国際エネルギー機関加盟国による合同会議では、エネルギーインフラのタイムリーな投資を実現させるべく、各国政府が諸条件を改善する可能性を探す議論を交わします。

・グローバル化と構造調整
各大臣は、OECDが急速な成長、技術発展を遂げて来ている途上国にどのように対応していけばいいのか議論します。これは2003年閣僚理事会の主題、「サービス業のパフォーマンス向上」「貿易と構造調整」に基づきます。

・ミレニアム宣言とモンテレー合意
このセッションでは国際協定の実現へ向けたOECDの貢献について議論をします。

・ドーハラウンド枠組み交渉
2004年7月にジュネーブで同意された枠組みによって、各大臣はドーハラウンドを成功に向けるべく話し合い、
香港で行われるWTO閣僚会議の成功を目指します。

今回の閣僚理事会では、途上国から多くの経済的重要人物を招待しています。「グローバル化による利益」という主題を彼らの存在なしに語ることはできません。同時に、いかにしてグローバル化に立ち向かって行くかは、政治家だけの問題ではなく、私たち一人一人の問題でもあるのです。
以上を踏まえた上で、各大臣は5月2日~3日に行われるOECDフォーラム2005(OECD Forum 2005)に参加することを奨励されています。このフォーラムは閣僚理事会で議論される議題について話合い、討論すべく、政府関係者、ビジネス、労働、メディア、市民社会、各界の代表者達を集めた「市民サミット」なのです。

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