2006年にOECD事務総長に就任して以来、G7、G20、APECなどとともに、グローバルな経済ガバナンスの基本構造の柱として、またより良いくらしのためのより良い政策を立案・実施する際の拠りどころとしてのOECDの地歩を確立・強化している。チリ、エストニア、イスラエル、ラトビア、スロベニアを加盟させることでOECD加盟国の幅を広げるとともに、主要新興経済諸国との連携を強化してOECDの包摂性を高めている。グリア氏の陣頭指揮の下、OECDは国際租税制度改革や腐敗撲滅その他の分野におけるガバナンス枠組み改善への取り組みを主導している。またグリア氏は、女性、ジェンダー、若年層など、人々の暮らし良さを促進する新たな成長ストーリーの先導役を務めるとともに、気候変動に関するパリ協定や持続可能な開発目標の採択など、地球規模の課題に対するOECDの貢献度を高めている。 |
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メキシコ国立自治大学(メキシコ)の経済学学士号、リーズ大学(英国)の経済学修士号を取得。メキシコ・バジェ大学、レイフアンカルロス大学、マドリード欧州大学、リーズ大学、ハイファ大学、ブラチスラバ大学から名誉学位を授与されている。 |
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